賃貸物件のなかには、じつはエアコンが取り付けられない部屋があります。
家賃や立地、間取りが気に入った部屋があったとしても、エアコンが付いていない場合はいったいどうしたら良いのでしょうか。
そこで今回は、賃貸物件にエアコンが取り付けられない理由や対処法、エアコンがない場合の暑さ対策をどうするか解説します。
賃貸物件にエアコンを取り付けられない場合はどうする？
賃貸物件にはエアコンが付いていて当然と思うかもしれませんが、築年数が古い賃貸物件の場合、エアコンやそれ用の穴などがないことがあります。
このようなケースでは大家に相談して許可が下りればエアコンを設置できますが、エアコンの購入費用や工事費用は自身で負担しなければなりません。
ただし、消防法の問題で共用廊下には室外機を設置できないことがある点には注意が必要です。
エアコンがなければ生活に支障をきたしかねないため、賃貸物件を借りる際にはエアコンの設置が可能かどうかを確認するようにしましょう。
エアコンが取り付けられない賃貸物件でも窓用エアコンなら設置できる可能性がある
エアコンが取り付けられない賃貸物件でも、窓用エアコンであれば設置できることがあります。
室外機が設置できない、壁に穴を開けられない賃貸物件でも工事不要で設置できる点が窓用エアコンのメリットです。
ただし窓の形状によっては窓用エアコンが設置できない可能性があるため、購入前には窓のサイズを測り、設置できるかどうかを確認しましょう。
また、窓用エアコンを設置すると窓に鍵をかけられなくなる恐れがある点にも注意が必要です。
エアコンが取り付けられない賃貸物件で暑さ対策はどうする？
エアコンが取り付けられない賃貸物件でも、工夫次第では暑い夏を乗り切ることが可能です。
たとえばベランダに打ち水をして窓を開けておくことで、比較的涼しい風が室内に入ってきやすくなるでしょう。
また、保冷剤を首や足の付け根などに当てて体を冷やす方法も暑さ対策として有効です。
そのほか扇風機を使い、玄関や窓を開けて風とおしを良くする方法もおすすめです。
玄関を開けておくことで外部からの視線や虫の侵入が気になる方は、玄関に後付けできる簡易的な網戸の設置を検討しましょう。
まとめ
賃貸物件のなかにはエアコンが取り付けられない場合があるので、借りる前にエアコンの設置が可能か確認することをおすすめします。
またエアコンが取り付けられない賃貸物件の場合、窓用エアコンや扇風機、保冷剤などを使用することで暑さ対策を講じましょう。
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