最近はペット飼育可の賃貸物件も増えており、犬と一緒に入居を希望する方も多いでしょう。
そこで気になるのが、犬を飼うことでトラブルが起きないかどうかです。
主に犬の鳴き声などの騒音や、においなどが気になるかと思います。
今回は犬を飼うときのトラブル予防策として、騒音やにおい、壁紙への対策をご紹介します。
賃貸物件で犬を飼うときの騒音対策
犬を飼うときに騒音となるのが、鳴き声や走りまわる音などです。
集合住宅の場合、窓を開けていると大きな音が近隣に漏れてしまうので、鳴き声が響くことがあります。
換気をするために窓を開けることはありますが、開けっ放しの時間が長くならないように気を付けましょう。
隣の家に犬の動作音や鳴き声が漏れないように、壁に防音シートを貼ると騒音対策になります。
最近ではおしゃれでインテリアとしても楽しめる防音シートもあるので、積極的に活用してみるのもおすすめです。
また、犬が歩いたり走ったりする音が下の階に響く場合は、防音マットを床に敷いて対策をしましょう。
賃貸物件で犬を飼うときのにおい対策
犬を飼うと知らず知らずのうちに空間や壁、床、家具などに、においが染みつきます。
なかでも多いのが、犬を飼っている家を訪ねたとき玄関を開けた瞬間に独特なにおいが漂ってくることです。
家の住人は慣れているので気づかなくても、外から来た人には伝わってしまいます。
そのため、におい対策として玄関にペット専用の消臭剤を置くと良いでしょう。
据え置きタイプと併用してスプレータイプの消臭剤を使うと、より安心です。
また、布製品には犬のにおいがつきやすいので、ソファやクッション、カーペットなどはこまめに洗濯をして、消臭スプレーで対策をしましょう。
ただし、犬の嗅覚は人間よりも優れているので、強い香りを放つ消臭剤を使うと犬にストレスがかかる可能性があります。
そのため、香りが少ないものやペット専用の消臭剤がおすすめです。
賃貸物件で犬を飼うときの壁紙への対策
室内で飼われている犬は、噛み癖があると壁紙を噛みちぎったり爪とぎをすることがあるので、耐久性の高い壁紙に張り替えると良いでしょう。
また、壁紙シールを貼ると壁紙から飛び出したささくれが犬に刺さることを防げます。
壁紙全体ではなく、犬が届く範囲だけ対策ができれば良いので「腰壁」でガードすることもできます。
床から腰の高さまで壁紙を貼る方法で、壁紙の色やデザインが切り替わるのでデザイン性にも優れています。
腰壁の素材に表面強化、防汚、撥水、消臭などの機能がついていると便利です。
まとめ
賃貸物件で犬を飼うときは、トラブルが起きないようにあらかじめ予防策を講じておく必要があります。
鳴き声などの騒音、玄関を開けたときに漂ってくる独特なにおい、壁紙をボロボロにする行動などへの対策をして、快適な犬との暮らしを実現しましょう。
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