賃貸物件には原状回復義務があるため、お部屋のDIYを諦めている方がいるのではないでしょうか。
原状回復義務とは、退去時に入居時のきれいな状態に借主が戻して、大家さんに返す約束事です。
しかし「ディアウォール」を採用すると、壁や床を傷つけず賃貸物件でもおしゃれなDIYを楽しめます。
ここでは、ディアウォールの概要と、種類や作り方についてご紹介します。
賃貸物件のDIYにおすすめのディアウォールとは?
マンションやアパートなどの壁や床、天井に穴を開けずにDIYを楽しめるディアウォールとは、「完璧な壁」の意味です。
ディアウォールは、好きな場所に柱を作り、これまで賃貸物件ではできなかった壁の自由なDIYが楽しめるアイテムです。
木材の柱の両端にディアウォールを取り付け、天井と床の間に突っ張らせて固定すれば、強度もしっかり保てます。
ディアウォールは、壁面収納はもちろんキッチン収納などおしゃれな収納棚を実現できます。
賃貸物件のDIYにおすすめのディアウォールの種類について
完璧な壁の意味を持つディアフォールは4種類あります。
1つ目は、断面サイズ約38×89㎜のツーバイフォー材用です。
2つ目は、断面サイズ約19×89㎜、使用高さ1,100㎜まで可能なものでワンバイフォー材用と呼ばれています。
3つ目は、断面サイズ約38×140㎜のツーバイシックス材用です。
4つ目は、断面サイズ約19×140㎜、使用高さ1,300㎜まで可能なものでワンバイシックス材用と呼ばれています。
色は、ホワイト、ライトブラウン、ダークブラウン、ブラックの4色あります。
また、ディアウォールで使用するウォリストやラブリコと呼ばれる金具にも種類があります。
ウォリストとは、ワンバイフォーやツーバイフォー材を使って壁面収納を作ったり家具を作ったりできるアイテムです。
ワンバイフォーやツーバイフォーを最大4枚まで束ねられるので、かなり奥行きのある収納を実現可能です。
ラブリコとは、突っ張り棒の技術を活かしたバネ付きのジャッキの仕組みになっている金具を指します。
賃貸物件のDIYにおすすめのディアウォールの作り方
ディアウォールの設置に必要になるのは、(電動)ドライバーやメジャー、棚板、棚受け、ディアウォールなどです。
作り方は、取り付ける場所を決め、その天井の高さを測り、必要な木材の長さを計算します。
計算方法は天井の高さ-45㎜です。
次に棚の横幅を決め、必要な木材を購入します。
ディアウォールの取扱説明書を参考に設置しましょう。
このとき、棚板の奥行き分を賃貸物件の壁から離すのがポイントです。
棚受けを柱に(電動)ドライバーを利用して取り付け、棚受けに棚板を載せ、付属のねじで留め付けて完成です。
まとめ
賃貸物件のDIYにおすすめのディアウォールは、壁や床、天井に穴を開けずに設置ができるため原状回復の心配が必要ありません。
マンションやアパートなどでDIYを諦めていた方は、ディアウォールを試してみてください。
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