一口にマンションと言っても、その規模によって住みやすさや特徴は異なります。
お部屋探しの際は間取りや立地が重視されることも多いですが、マンションの規模も重要な要素です。
今回は、小規模マンションとは何かや小規模マンションに住むのに向いている方の特徴、小規模マンションのメリットやデメリットについてご紹介します。
小規模マンションとは？
マンションは、戸数や階層数によって大規模タワー型、大規模多棟型、小規模中高層型、小規模低層型に分けられます。
小規模中高層型には100戸未満のマンションも含まれますが、とくに小規模マンションとみなされるのは50戸未満の低層型マンションです。
あまり建物を大きくできないような狭い土地に建てられることが多く、設備や共有スペースなども必要最小限にまとめてあります。
大規模マンションと比べて小規模マンションはシェア数が多く、お部屋選びの選択肢が幅広いのも特徴です。
小規模マンションに住むのに向いている方の特徴とは？
マンションの規模が大きくなるほど人口が密集するため、どうしても周辺は騒がしくなります。
静かな環境で暮らすほうが性に合っているという方には、小規模マンションがおすすめです。
小規模マンションが狭い土地に建てられているのは、それだけ交通アクセスが良く、狭くとも人気のある土地だからとも言えます。
したがって、アクセスの良い土地に住みたいという方にはうってつけの物件でしょう。
大規模マンションに用意されているような共用設備を使う暇がないほど忙しいという方も、もとからそのような設備がない小規模マンションに向いていると言えます。
小規模マンションのメリットやデメリットとは？
小規模マンションは戸数が少ないため住民同士が顔見知りになる確率が高く、不審者の侵入に気付きやすいなど防犯上のメリットがあります。
また、顔見知り同士だからこそ連帯感や協力関係が生まれやすく、管理組合の業務が円滑に進むのも利点です。
1フロアごとの部屋数が少ないため角部屋を選びやすい、共有設備に関する負担が減るなどの点もメリットと言えるでしょう。
しかし、顔見知りが多いからこそご近所付き合いが発生したり、プライバシーの保障が心もとなかったりするデメリットもあります。
戸数が少ない分、マンションに何かあった場合の修繕費負担が大きくなる点もネックです。
周辺に新しいマンションが建つなどの変化も目まぐるしい傾向にあるため、日当たりなどの条件が変わりやすいのもデメリットとなるでしょう。
まとめ
ご近所付き合いに対する抵抗がなく、大規模マンションならではの共有設備にも旨味を感じない場合は、小規模マンションのほうが落ち着いて生活できます。
小規模マンションの利点がご自身に向いていると感じたら、ぜひ入居を検討してみてください。
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