賃貸物件のトイレには温水洗浄便座が備え付けられているところと、そうでないマンションやアパートがあります。
ここでは、温水洗浄便座が備え付けられている賃貸物件に住むメリットや、あとから温水洗浄便座を取り付けたいときの方法、故障した場合の費用負担についてをご紹介します。
温水洗浄便座付きの賃貸物件を検討している方は、記事を参考にしてみてください。
温水洗浄便座付きの賃貸物件に住むメリット
温水洗浄便座付きが備え付けられている賃貸物件のおもなメリットは下記の3つとなります。
●肌への負担を軽減
●感染病の予防
●冷たい便座に座らなくて済む
温水で清潔に流すことができるため、トイレットペーパーで何度も拭く必要がなくなります。
トイレットペーパーで拭くと手に菌やウイルスが付く可能性があるため、その回数を減らすことで付着する菌を減らせます。
また、夏場は冷たくても気になりませんが、気温が下がる冬場には、便座が冷たく便座カバーなどを使用する方も多いのではないでしょうか。
便座カバーを使用した場合、定期的にカバーを取り換え洗濯をする必要があります。
一方、温水洗浄便座であれば、カバーの取り換えの手間がなく、年中温かい便座に座ることが可能です。
賃貸物件の便座を温水洗浄便座に取り付けをおこなう際の対応法
温水洗浄便座に備え付けられていない賃貸物件に取り付けたい場合、独立したトイレで空間内にコンセントがあれば取り付けが可能です。
ただし、無断で取り付けはできないため、所有者である貸主の許可が必要です。
また、退去時には原状回復として、元の設備に戻さなければなりません。
もちろん、取り付け費用や退去時の原状回復費用は借主の自己負担となります。
また、素人が取り付けをすると、水漏れが起きる可能性があり、取り付けを専門の会社へ依頼しないといけません。
万が一、水漏れが生じた場合、1階であれば自分の部屋の賠償だけで済みますが、下階がいる場合は、迷惑がかかるケースがあります。
賃貸物件の設備である温水洗浄便座が故障したときの費用負担は誰?
温水洗浄便座が備え付けられている賃貸物件での設備の故障は、所有者である管理会社や大家さんが負担となります。
ただし、入居者が故意に壊した場合やミスで故障させた場合、入居者が負担しなければなりません。
前に住んでいた入居者が置いていった温水洗浄便座は、サービス品になるため管理会社や大家さんは費用を負担してくれないことが多いです。
このケースではどっちが負担するのかでトラブルになる場合がありますが、賃貸借契約書や重要事項説明書や契約書に負担しないと記載されている場合は入居者の負担となります。
まとめ
温水洗浄便座付き賃貸物件は、肌への負担を軽減、感染病の予防、冷たい便座に座らなくて済むなどのメリットがあります。
また、備え付けられていない物件ではあとから付けられますが管理会社や大家さんの許可が必要となり、退去時に原状回復が必要となります。
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