賃貸物件を探していて気に入った物件があれば、入居申し込みをするでしょう。
しかし、申し込みだけでは入居の契約は締結されてはいません。
契約をする前に「入居審査」がおこなわれます。
どのような基準で審査されるか、知りたい方は多いのではないでしょうか？
そこで今回は、入居審査とは何か、年収や落ちる人の特徴をご紹介します。
賃貸物件の入居審査とは？
賃貸物件は、入居希望をする方すべてが借りられるわけではありません。
入居審査をクリアして初めて借りることができます。
部屋を貸す貸主は、家賃の支払いが滞るのは避けたいですし、騒いだり物件を壊すおそれがないか不安です。
入居審査とは、このような貸主の不安や心配を前もって防ぐためにおこなわれます。
期間は、およそ3〜5日程度です。
なお、審査は物件を管理している管理会社が代理でおこなう場合もあります。
入居審査に年収はどれくらい必要なの？
入居審査で着目されるのは、年収です。
賃貸物件における家賃と収入のバランスとはどのくらいでしょうか。
家賃は「月収の3分の1以内」が一般的な基準とされています。
つまり、審査通過のコツは、家賃の3倍以上の月収があるかどうかです。
たとえば、家賃が7万円の場合は、月収21万円以上が目安になります。
賃貸物件おける入居審査に落ちる人の特徴や共通点
貸主にとって、入居審査の基準となるのは、家賃を滞納せずに決められた期間内に支払ってくれるかどうかです。
審査に落ちる方の特徴
家賃の支払い能力に疑念があり、審査に落ちやすい方には以下の特徴があります。
●雇用形態が不安定な方
●勤続年数が短い方
●年収に対して家賃が高額
●言葉遣いや身だしなみが整っていない方
雇用形態が不安定だったり、水商売など生活サイクルが一般の方と違う場合、貸主は不安を覚えます。
また、今後継続して家賃を支払ってもらうので、これからも仕事を続けるかわからない勤続年数が短い方も対象です。
さらには、支払い能力以外にも、言葉遣いや身だしなみやど、人柄を見る場合も多いため、普段から整えておきましょう。
入居審査に落ちる方の共通点
落ちる共通点は、家賃の支払い能力はもちろん、近隣とのトラブル、長く住むことが難しい可能性がある場合です。
共通点に思い当たる場合は、解消できるかどうかも併せて検討してみましょう。
まとめ
賃貸物件の入居審査についてご紹介しました。
賃貸物件は、入居希望をする方すべてが借りられるわけではありません。
適正な審査のもと、判断されるため、ご自身にぴったりな物件を探しましょう。
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