結婚や家族の人数が増えるタイミングで、一戸建てやマンションを購入したいと考えている方は多いでしょう。
マンションや一戸建ての賃貸物件で家賃を支払ったときと、住宅ローンを組んで持ち家にした場合ではどれくらい費用が違うかご存じでしょうか？
今回は、賃貸物件と持ち家にかかる費用について比較してご紹介します。
賃貸物件と持ち家の比較①家賃
一戸建てを住宅ローンを組んで購入した場合は、頭金と毎月のローン返済が発生します。
賃貸物件は持ち家に比べて敷金礼金無しの物件などもあるため、初期費用は安く抑えられますが、同様に毎月家賃を支払わなくてはなりません。
ただし、持ち家の方の場合住宅ローンの返済が終われば、毎月の支払いが無くなり資産として残るメリットがあります。
一方、賃貸物件は家賃の支払いが無くならず支払いが必要なため、50年の支払総額にすると、家賃と持ち家でかかる費用はあまり変わらないと言われています。
賃貸物件と持ち家の比較②保険
賃貸物件では火災保険に入ることが一般的で、入居する際に不動産会社から加入するよう案内を受けることが多いでしょう。
火災保険は火災が起きたときに補償してくれる保険で、ほかにも台風や雪の被害も補償してくれるため持ち家でも加入できます。
火災保険は加入していれば安心して生活できるためおすすめです。
ほかにも住宅ローンを組む際に、契約者が死亡や病気などの理由で返済ができなくなったときのための団体信用生命保険も加入したほうが良いでしょう。
金融機関によっては団体信用生命保険への加入を必須としている場合もあるため、その場合は加入しなくてはいけません。
賃貸物件と持ち家の比較③維持費
持ち家の場合は毎年固定資産税を支払う必要があり、住宅ローンの返済が完了しても毎年納税する義務があります。
ほかにも都市計画税と呼ばれる市街化区域に持ち家がある場合は、納税しなくていけません。
持ち家で他に発生する維持費は住宅の修繕費用も発生するため、計画的に資金計画を立てておくと良いでしょう。
賃貸物件の場合は家賃の他に、管理費や更新料が必要になります。
まとめ
賃貸物件に住み続ける場合と持ち家を購入する場合の50年間でかかる費用を比較すると、ほとんど同じと言われていますが持ち家は資産として残るメリットがあります。
持ち家は資産として残りますが固定資産税など維持費が発生しますが、賃貸物件では家賃が毎月発生するため比較しながら住まいを決めると良いでしょう。
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