一人暮らし向けの賃貸物件でよく採用されているロフトは、アイデア次第でさまざまな使い方ができます。
ただしいくつかの注意点もあるため、入居後に後悔しないためにも慎重に検討しましょう。
そこで今回はロフト付き賃貸物件とは何なのか、メリットとデメリットと合わせてご紹介します。
ロフト付き賃貸物件とは?
ロフトとは天井までの高さを利用して作られたスペースのことで、ハシゴを掛けるタイプや階段が付いているタイプが一般的です。
法律上では「小屋裏物置等」と呼ばれ、もっとも高い部分が1.4m以下であること、床面積は直下にある階の2分の1未満であることなどの定義も定められています。
ただしロフトの高さや広さは物件によってさまざまで、なかには大人が普通に立って過ごせるほどの天井高で作られたロフトもあります。
ロフトの歴史が始まったのは、一人暮らしをする学生が増加したり、土地の価格が高騰したりした1980年代後半ごろです。
狭い土地にコンパクトかつ住みやすい部屋を作るアイデアとして生まれたのが、天井までの高さを活用したロフトでした。
ロフト付き賃貸物件に住むメリット・デメリットとは?
ロフト付きの賃貸物件は部屋を広く使えるメリットがあります。
ロフトがあると単純に床面積が増えるため、普段使わないものを収納しておけばメインの部屋に余白が生まれるだけでなく、生活スペースの一部として使えば置ける家具を増やすことも可能です。
また、天井が高く部屋全体まで広く見えたり開放感があったりするのも嬉しいポイントです。
ただし、天井に近いロフトはエアコンの風が届きにくいデメリットがあります。
ロフトがない物件にくらべて空間が広いことからエアコンの効率が悪くなり、時期によっては電気代が高くなる可能性もあります。
夏場はロフト部分の温度が高くなりやすく熱中症のリスクも高まるので、ロフトを寝室として利用したいと考えている方は注意が必要です。
また、はしごで登る際に足を踏み外して怪我をするリスクがある点にも注意しましょう。
ロフト付き賃貸物件の活用アイデア
ロフトはメインの部屋から見えにくいので、普段使わないものを収納しておくスペースとして活用するのがおすすめです。
たとえば趣味のキャンプ道具、季節物の衣類、旅行時にしか使わないキャリーケースなどをしまっておけばメインの部屋もすっきりと片づけやすくなります。
また、限られたものしか置けないコンパクトな空間であることを活かして、寝室や趣味を楽しむ空間として活用するのもおすすめです。
まとめ
ロフト付きの賃貸物件は収納スペースを増やせるなどの魅力がある一方で、エアコンが効きにくいなどいくつかの注意点もあります。
ロフトをどのように活用するのかをあらかじめ考え、自分の生活に最適な物件なのかどうかを見極めましょう。
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