近年ではオール電化の賃貸物件が増えてきました。
しかし「オール電化は光熱費が高そう」という懸念から、入居をためらう方が少なくありません。
また、「オール電化はシャワーの水圧が弱い」というネット上の口コミを見つけ、気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、光熱費やシャワーの水圧について、オール電化とガス併用の賃貸物件を比較して解説します。
オール電化の賃貸物件で夜間の電気代が安い理由とは?
オール電化の賃貸物件では、夜間の電気代が安くなる電気料金プランがセットになっていることがほとんどです。
これは、夜間の安い電気を使ってお湯を沸かしてタンクに溜めておき、お湯が必要なときにはタンクから供給する仕組みになっているためです。
こうしたプランでは、夜間の電気代が安いぶん、昼間の電気代は高く設定されています。
そのため、昼間の在宅時間が長く、昼間に電気を多く消費するライフスタイルでは電気代が高くなる恐れがあります。
反対に、昼間は在宅時間が短く、夜間に電気を多く消費するライフスタイルでは、電気代が安くなる可能性が高いでしょう。
オール電化とガス併用!それぞれお得なライフスタイルとは?
オール電化とガス併用の光熱費を比較する場合、ポイントとなるのはお湯の使用量です。
オール電化では、夜間にタンクに溜めておいたお湯を昼間に使いきった場合、昼間の割高な電気を使ってお湯を沸かすことになり、電気代が高くなってしまいます。
複数人で同居していてお湯の使用量が多い場合や、昼間にお湯を使う機会が多い場合には、ガス併用に比べて光熱費がかさむ可能性が高いでしょう。
一方、1人暮らしであまりお湯を使わない、あるいは昼間にお湯を使う機会が少ない場合には、オール電化のほうが光熱費が安くなる可能性が高くなります。
エコキュートでシャワーの水圧が弱くなる理由とは?
オール電化住宅の大半は、空気の熱でお湯を沸かす給湯システム「エコキュート」が使用されています。
ネット上では「エコキュートはシャワーの水圧が弱い」という口コミが目につきますが、これはエコキュートの給湯方法に原因があります。
エコキュートはお湯をまとめて沸かしてタンクに溜め、お湯が必要なときにはタンクから供給する仕組みになっており、水圧は180kpa程度です。
一方、ガス給湯器は水道と直結しており、お湯が必要になったときにその場でお湯を作って供給するため、水道の水圧をそのまま利用できます。
一般的な水道の水圧は500kpaで、エコキュートの水圧との差は2倍以上です。
ただし口コミをよく読むと、「エコキュートの水圧でも不便は感じない」という方が多いようです。
また、シャワーヘッドを低水圧用に交換すれば、賃貸物件でも手軽に水圧を強くできます。
まとめ
オール電化とガス併用の賃貸物件を比較して解説しました。
光熱費はライフスタイルに大きく左右されますが、昼間に電気を使う機会が少ない方やお湯の使用量が少ない方は、オール電化で光熱費が安くなる可能性が高いでしょう。
弊社ではオール電化の賃貸物件も取り扱っておりますので、興味のある方はぜひお問い合わせください。
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